2015年2月3日火曜日

フィンランドの育児パッケージ展

1月最後の週末にフィンランドの育児パッケージ展に行ってきた。

フィンランドの育児パッケージについては、昨年8月にBBCニュース(英文)で知った。フィンランドの妊娠した女性が、無償で受け取ること可能で、その充実した内容と、ベビー服のセンスの良さが強く印象に残った。何よりも社会全体で赤ちゃんを歓迎する体制が整っていることが羨ましい。

実際に展示会を訪れた感想だが、想定していたよりずっと小規模なもので、期待が大きかったためか少々がっかり。




パッケージの中身が展示してある他には、在日フィンランド大使館の職員の方がパッケージを解説したVTR、フィンランドの育児支援について解説したパネルが数枚で、説明員は不在だった。このパッケージをフィンランド国外に輸出する話(英文)がある。説明員にぜひとも進捗を聞きたかったで、その点を残念に感じた。

実物を見た感想だが、思っていたよりはベビー服の素材が良くなかった。実用性は十分すぎるほどだし、安価で入手できるのであればぜひ使いたい。しかし、フィンランドの物価の高さや輸送費など鑑みて、日本に輸入するのであればたぶんよいお値段になるだろう。その場合、ベビー服を日本の量販店で購入する方が合理的だ。

でも、この育児パッケージの思想が素晴らしいのは疑いようがない。いつか日本でも類似の制度が導入されるといいな。

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